メガミミロップ軸 S17 最終2154 使用構築
こんにちは ムンプスです。
今シーズンがORAS最終シーズンということで今までに使ったことのないメガ枠を使用してみようと思い、そこでメガ2強であるガルゲンに対面から安定して処理することのできるメガミミロップに目をつけました。
また自分の目標であった2150を達成することができたので筆を執りました。
S15 最終5位 2234使用構築 [玉兎ジバギフト] - てきとー構築
パーティーはショコラティさんの構築を参考にさせて頂きました。
ミミロップで削りを入れながらサイクルを回す、またミミロップが選出できない場合は状態異常を巻きゲンガーで一掃する立ち回りをコンセプトとしました。
【パーティー紹介】
ミミロップ@メガ石 陽気 [柔軟]
実数値:141(4)-128(252)-104-×-116-172(252)
→141(4)-188(252)-114-×-116-205(252)
技構成:猫騙し/電光石火/恩返し/飛び膝蹴り
ガルゲンに強いメガ枠
陽気ガブ以上火力、一致技を誇るエース。
素早さは正義だということを実感させられました。
注目したいポイントは何といっても電光石火だと思います。最初は冷凍パンチを使用していましたがガブ、ランド、マンダあたりにしか打たずそれぞれ上を取られていると安定して処理することができるとはいえなかったので石化に変えました。
猫石化は非常に強力で猫で相手の耐久を考察しサイクルを回します。
初手の猫→死に出しの猫+石化と積まれて自分より速い相手に対して3回のダメージを入れることができるためサイクルを回す中で非常に使いやすかったです。主に太鼓したマリルリ、ファイアロー、舞ったウルガモスによく通りました。
また削れていれば電磁波を入れられることなくボルトロスを処理できます。
【主なダメ計】
対H159B100メガゲン 猫+恩返し 27%~32.7%+68.5%+81.1%=95.5~113.6%^
大体倒せます^-^
対H167B無振りギルガルド とび膝 乱1(87.5%)
しかしクレセ、カバ等の物理受けや受けルを突破することが困難であるため第二のメガ枠であるゲンガーをそれらの処理を任せました。
ゲンガー@メガ石 控えめ [浮遊]
実数値:159(188)-×-81(4)-166(4)-104(68)-161(244)
→ 159-×-101-210-124-181
技構成:祟り目/気合い玉/道連れ/鬼火
調整は一般的なD振りでC191メガゲンのシャドーボールを高乱数で耐え
Sはメガ後最速メガルカリオ抜き調整にしました。
技構成は役割に特化した結果このようになりました。ゲンガーは主に1:1以上が取れると言われていますが、このゲンガーには2:1以上の役割を意識しサイクルを回しました。
対戦数をこなす中でメガミミロップが出しにくい構築として、主にガルクレセドラン、ヘラクレセドラン、カバルカ、カバ入り、受けルであることがわかったのでこれらに対して特化したゲンガーを使用しました。
クレセドランの並びはほぼ100%選出されるため、初手に出しガルヘラ対面は鬼火など甘えた技は打たずプレイボールします。後出しのゴキブリが飛んでいきます(確2)
ゴキブリを処理すれば2:1以上は持っていくことができるのでeasy winできます。
ルカリオ軸にはルカリオよりも先にメガしておくことに気をつけます。
また受けル対策もこの1匹で担っており初手がバンギ対面でなければヤドランだろうがグライだろうがプレイボールします。
後出しのバンギが飛んでいきます(確2)
バンギさえ処理してしまえばあとはeasy winです。このゲンガーを使用してからの対受けルの勝率は8割を超えていました。
ここまで全て気合い玉を当てる前提の話です^-^ ^-^
1回でも外せば逆にeasy winされてしまいますが、他に一匹でこの並びを崩せるポケモンを思いつかなかったので使い続けました。運が絡みますが非常に強力でした。
控えめ威力130のタイプ一致技は癖になります。
クレセリア@ゴツゴツメット 図太い [浮遊]
実数値:227(252)-×-189(252)-95-150-106(4)
技構成:冷凍ビーム/サイキネ/月の光/毒々
地面の一環を消せる最強の物理受け
パーティーで重いバシャに対して雑に後投げしてスリップダメージを稼ぎます。
ガブガルバシャの並びには投げていきます。
技構成としてはこちらもパーティーで主にメガマンダへの有効打として冷B、格闘への打点としてサイキネ、サイクルに有利とする毒々を採用しました。
得意な相手と不得意な相手が極端であるため、つり出し交換をよくされるため、後述で述べるマリルリまたはジバコイルとセットでよく出しました。
ジバコイル@突撃チョッキ 控えめ [アナライズ]
実数値:177(252)-×-136(4)-192(200)-117(52)-80
技構成:10万/ボルチェン/めざ炎/ラスカ
1度使ってみたいと思っていたチョッキジバコイル。ミミクレセの並びと併用して使用することが多く、ミミクレセが弱いボルト、クレセ、スイクン、特殊フェアリーに強く、またボルチェンによる対面操作ができ、使っていて楽しかったです。
メザ炎はナットレイ、ハッサムへのヘイトから使用していましたが、スイクン対面でラスカノばかり打っていたのでめざ氷の方が良かったかもしれません。
【主なダメ計】
HD C177珠ボルトの10万+気合い玉 高乱数耐え
C145ボルトの気合い玉 低乱2(2%)
マリルリ@拘り鉢巻 意地 [力持ち]
実数値:188(100)-112(252)-120(156)-×-100-70
技構成:アクジェ/じゃれつく/滝登り/馬鹿力
サザン、ゲッコウガに後出しができ交代先に負荷をかけることを狙いとしたため瞬間的爆発力のある鉢巻で採用しました。火力が癖になりサイクルの中で削れた相手へのフィニッシャーとしても活躍してくれました。
メガガル、ナットレイを意識での馬鹿力の採用でしたがあまり打つ機会がなかったので叩き落とすでもよかったかもしれません。
しかし、小さくなるラッキーを馬鹿力1発で沈めたときは絶頂しました。
【主なダメ計】
無振りメガバシャーモ乱1(93.8%)
HB A177ガルーラの捨て身確定耐え
A216メガボーマンダの捨て身確定耐え
ヒートロトム@残飯 穏やか [浮遊]
実数値:157(252)-×-128(4)-134(68)-165(180)-107(4)
技構成:オバヒ/ボルチェン/鬼火/電磁波
調整先は以下の文献を参考にしました。
パーティーの最後に入ってきた補完枠
ゲンガーマリルリ選出する際、これらが苦手とするボルト、ゲンガー、ギルガルド、アロー、ジャローダに後出しが安定し状態異常を巻きサイクルを回すことでゲンガーマリルリとのシナジーがマッチしていました。
またHD振りで鬼火、残飯を見せると相手が魔界ロトムと勘違いしたためか草、鋼タイプが居座ることが多かったのでオバヒで飛ばしていきました。
【選出】
主にこの2パターンでした。
厨パで仮想すると炎枠がバシャ、アローであれば➀
ウルガモスであれば➁で選出していました。
ウルガモスがいない厨パは主にガルガブスイクンが選出されるためミクレセジバコでサイクルを回し崩していきました。
【後語り】
結果を出している構築だけあって相性補完が優れていて使用している中で改めてショコラティさんに感心しました。
自分自身もこれまでの最高レートを50近く更新することができ非常に満足しています。
この構築にたどり着くまでメガ枠を7回ほど変え試行錯誤を積み重ねました。
時に流行りのシン・ゴジラからメガバンギを使用し、シン・ゴジラ構築だぜうへへ
とも考え楽しんでいました。(勝率はお察し)
しかし、このように自分で考え壁にぶち当たりまた考察を繰り返すのはポケモンの醍醐味ではないかと考えています。そこから導き出した勝利は言葉では表せない嬉しさがあります。
7世代でも、楽しみながら勝利を目指していきたいです。
おまけ
自分運負け主張いいすか? pic.twitter.com/fu6sdBdqdv
— ムンプス (@KBN555) 2016年8月24日
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